血糖値を上げないポイント

高血糖を招きやすい大きな要因は「食べ過ぎ」です。食べ過ぎを回避するために、食事の量を減らす人もいますが、それはかえって逆効果。空腹の時間が長いと、早食いにもつながり、下がっていた血糖値の急上昇を招いてしまいます。食べ方で大切なのは、食事のリズムをきちんと守り、血糖値をゆるやかに上げること。 1回に食べる量を減らして、食事の間につなぎとして野菜などを工夫して胃に入れてあげましょう。

 

●食習慣のひと工夫のポイント

・よくかむ

・バランス良く

・食事の合間に食物繊維を

・深夜の食事は軽く

 

▼積極的に摂りたい食物繊維

食後に高血糖になるのは、血糖値を下げるインスリンの効きが悪かったり、分泌が不足していることが原因です。しかし近年、食後に高くなった血糖値をコントロールするために、インスリンの分泌を促す「GLP-1」という消化管ホルモンが腸管から分泌されていることが分かりました。 この消化管ホルモンには食欲抑制作用もあり、体内で働く時間は短いのですが、食べ物が入る回数が増えれば、そのぶん分泌回数も多くなるので、好影響が期待されます。また、食物繊維をたくさん摂っているほど、この消化管ホルモン分泌がさかんになることも分かってきています。 食事の合間に、食物繊維が豊富な野菜を摂ることは、この消化管ホルモンの分泌促進にもつながります。時間がない時などは、食物繊維を手軽に摂れる青汁を活用するのも一つの方法でしょう。