糖尿病食事の減塩の方法とダシ

▼食事療法は濃いめのダシで塩分を控える

糖尿病の食事療法で気をつけなければいけないのは塩分の取り過ぎです。塩分の取り過ぎは高血圧の原因となり、動脈硬化や血管障害をおこし腎臓の機能にも影響を与えるので料理は減塩を心がけます。

料理で使う塩分はだしをしっかりとって味を出すことによって、塩分を控えめにしてもしっかりとした味を出せるようになります。

昆布、干し椎茸、鰹節、煮干しなどで濃いめにダシをとって料理に使うことで、塩や醤油の消費を減らすことができます。

だしの材料は海のものが多く、ミネラルも豊富なので食事療法に最適ですが、材料は味の変わらないうちに早めに使いきってください。

 

 

▼ダシは自家製で大量に作ってストックする

市販のだしの素はわざわざダシを取らなくても袋を開けて入れるだけで便利なのですが、市販のだしの素の中にはダシの他にナトリウムが多く含まれていることもあるため、食事療法中の方にはオススメできません。だしの素が使えないと不便だと感じる方もいらっしゃいますが、そういう方はダシを一度に取って保存して少しずつ使うと便利です。

簡単にダシを取る方法としては、夕食後に片付けが終わったら、鍋に多めに水をいれ、その中に昆布と干し椎茸をいれておくと次の日の朝には材料もやわらかくなっていて、あとは鍋に火をかけるだけでダシがとれます。

保存方法としては、100円ショップで売っている食品保存用のパックの一番小さいものを買って、小分けして冷凍にしたり、氷を作る製氷皿にダシを流し込んで凍ったら取り出してジプロックなどにいれておけば1つずつ取り出して使うことができるので便利です。少量ならばジプロックにいれて薄く板状に凍らせて、使う時は割って細かくして少しずつ使えば便利です。

 

 

▼タレやつゆも薄味で

つけ汁やたれを作る場合もダシを濃くして醤油を少なくし、塩分を控えます。麺つゆはダシを濃くすることで味を出し、そのあと醤油を少し足すだけにし、あとはネギ、生姜、わさびなどの薬味で食べれば風味よくいただけて、薄味になります。

鍋物は予めつゆに味付けをしないで、鍋から小皿に移したあとに、自分の小皿で味付けをして食べることによって塩分を調整できます。鍋もつゆと同じように、大根おろしやかぼす、もみじおろしなどの薬味を効果的に使うことによって薄味でも楽しめます。

煮物の場合も最初に煮汁に味付けをしないで、材料をダシだけで煮て、材料が柔らかくなったところで味をつけていくことによって味付けが濃くなりすぎることもなく、塩分も少量ですみます。

野菜のお浸しにかける醤油や、刺身につける醤油もダシで薄めて食べると塩分を減らせてオススメです。